ワイン35 BAROLO DOCG バローロ

イタリア ピオモンテ州

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引用元 https://www.adv.gr.jp/blog/barolo/

イタリアワインと言えば、ピエモンテ州トスカーナ州

そのピエモンテ州で造られる、イタリアワインの格付け最高位D.O.C.G.に認定されているのがバローロです。

長期熟成型の赤ワイン、バローロ

長い時間をかけて熟成し、葉巻やチョコレートのようなずっしりとした香り、ラズベリークランベリーなどベリー系の優しい香りを放ち、重めで力強くスパイシーな味わいです。

イタリアワインを楽しむのなら避けては通れない銘柄の1つです。

 

バローロワインとは、イタリア北西部にあるピエモンテ州バローロ村周辺の地域で造られる高級な赤ワインのことです。

ピエモンテ州はイタリアの二大銘醸地として数えられ、トスカーナ州と共に注目を集める生産地となっています。

そんなピエモンテ州で造られるバローロワインは、ワイン業界では「ワインの王様」あるいは「王様のワイン」と呼ばれています。

イタリアにはワインを格付けして4段階に分けていますが、そのうちの最高位D.O.C.G.に認定されている銘柄です

 

樽や瓶で行われる熟成の最低期間がワイン法で決められています。

その最低期間を超え、一定の期間熟成させたワインには、ワインラベルに「リゼルヴァ(Riserva)」という表示を加えることができます。

バローロワインを造る際の最低熟成期間は38ヶ月で、リゼルヴァ表記を入れるには62ヶ月の熟成が必要です。

 

ネッビオーロには酸とタンニンが十分に含まれており、長期熟成に耐えうる骨格の強く濃厚な赤ワインを生む出すことのできるブドウ品種です。

ネッビオーロから造られるバローロワインは、葉巻やチョコレート、なめし革のようなずっしりとした香り、ラズベリークランベリーなどベリー系の優しい香りを放ち、タンニンが多くずっしりと重めで力強くスパイシーな味わいです。

ただし、バローロと一口に言っても、多種多様なことには注意しなくてはなりません。

バローロが造られる村については後ほど触れますが、西側のラ・モッラ村やバローロ村のほうは土が、青い泥灰土の「トルトニアーノ」と砂が混ざっており、マグネシウムマンガン、石灰質が豊富な土壌となっています。

そこで栽培されるネッビオーロを使って造られるワインは華やかでエレガントな香りとなりやすいです。

一方、東側のセッラルンガ・ダルバ村近くは、泥灰土の「エレヴィツィアーノ」で、赤茶色く鉄分が多い土壌となっています。

東側で造られるバローロワインは重厚で長期熟成に向き、スパイシーな味わいになりやすい傾向があります。

 

https://wine.sapporobeer.jp/article/barolo/

北イタリアを代表する品種であるネッビオーロ種の特長は色が淡く、タンニンと酸味が多いこと。力強く、奥深いネッビオーロの特長を最大限に活かしたバローロは、赤ワインのタンニンの魅力が感じられる滑らかな飲み口です

 

3000円くらい

 

飲んだ感想

1日目 常温

ルビーの色。色は薄め。ライトボディな感じ。香りが強い。ベリー系の香り/味わいがある。説明ほどの強いタンニンと酸味は感じなかった。

 

2日目 冷やして

重厚。豊かなタンニンと酸味を感じる。飲みごたえがあり赤ワインを飲んでいる!という感じがする。レアのステーキに塩振ったやつ食べたい気分。分厚い肉を、タレじゃなく塩でいくのがこのワインとあいそう。イベリコの生ハムとかもあいそう。チーズでいうとブルーチーズとか癖の強いもの。

 

3日目 冷

かなり香りが抜けた感じがする。瓶内の空気を抜くワインストッパー(簡易的なやつだけど)使ってるんだけどあまり防げてない感。

風味が単調になった。合わせる料理はお手頃なハムとかベーコンとか、チーズだと逆にコクがある濃いやつ選ばなくなってなんでもあいそうな感じ。

それでも、~1000円の、ベリー系の甘さがありタンニンや酸味が弱いワインよりはおいしく飲めるので、それなり?の価格のワインはいいなあ