京都醸造
from official
ホップのジューシーさとモルトの味わいに焦点を当てた夏のIPA
トロピカルフルーツのような甘みのあるアロマとやや抑えめの度数でゴクゴク飲みたくなる夏のIPA
2023年の夏バージョンは、昨年に比べ麦芽の存在感にハイライトを当てることにしました。小麦フレークが味わいの背後でソフトでシルキーな個性を発揮し、ヴィエナとゴールデンプロミス麦芽がほどよい甘みをもってホップの味わいを最大限に引き立てています。
そして、飲みやすさを追求するため、度数は低めに抑えながら、ホップ由来の苦みではなくアロマや味わいを心ゆくまで堪能できる設計です。特に、毎年夏のレシピに使うSabroというホップに加え、新しくCitraとIdaho7を迎え入れ、ミカンやオレンジのような柑橘香と杏子、レーズン、ハーブのような魅力的な香りを付与することができました。
スタイル セッションIPA
ABV 4.5%
IBU 19.6
ガスボリューム 2.4
モルト Golden Promise, Vienna, Flaked Wheat
ホップ Polaris,Citra,Idaho 7,Sabro
酵母 American Ale
650円
飲んだ感想
グレープフルーツ系と若干オレンジを感じる柑橘感。
セッションIPAといいつつ、ほどよく苦さがあって炭酸強めで飲みごたえがある。一方、セッションIPA的に、アルコール度数が低い分さっぱりして飲みやすくもある。
残念、自分の舌では複数のモルトの甘味とか杏子/レーズン/ハーブは感じられなかった。
後味にしっかりしたグレープフルーツの苦みが余韻として残るのも飲みごたえを感じる。
これと、一つ前に飲んだ緋毬 Himariとも、もっと複雑な風味を感じられそうなので再チャレンジしたい