ビール188 破壊者

京都醸造

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果物や松脂のようなホップのキャラクターとしっかり存在感のあるモルトの味わいが絶妙に合わさった、かつてのウェストコーストIPAの基本形を目指しました。

 

この破壊者では当時の味をただ忠実に再現するのではなく、よりいっそう色とボディを特徴づけるために、通常よりも多くのクリスタルとデキストリンモルトを使用しました。ドライさの度合いは現代の西海岸スタイルに近いですが、使用したホップの多くは古典的な品種を選びました。また、IBU(苦み指数)は、苦味も通常のIPAよりもはるかに高い80に仕上がり、IPAらしい懐かしい爽やかな苦みを感じてもらえる設計です。

その結果、新旧の西海岸IPAの個性をバランスよく取り入れたウェストコーストIPAになりました。柑橘や松っぽさ、弾けるようなホップの香りがやや全面にでて、モダンなトロピカルフルーツの特徴のホップとのバランスが絶妙です。オリジナルよりやや濃いめの色味とドライな口当たりと印象的な苦味で当時の西海岸の味わいを表現しています。

 

ABV 7.0%
IBU 80
モルト Pilsner, T50, Crystal Maple
ホップ Polaris, Columbus, Simcoe, Centennial, Cascade, Idaho 7

 

700円

 

IBU80!

 

飲んだ感想

飲み始め、マンゴーさのある柑橘感。爽快さでIBUの高さを感じない。ベーシックでおいしいIPA

後半、苦さが刺激的。松脂感あり、僕は松脂感あまりなんだけど、このビールの松脂感はなんかいい気がする。

飲みごたえあるなー。いいもん飲ませてもらいました。

 

近しいもので思い出すのはインドの青鬼。

あちらはIBM高めでも、フルーティさと松脂感がある。

こちらはよりベーシックなIPAな感じ、でもIBU感はトリプルIPA(前にアメリカのトリプルIPA、ホップ強すぎアルコール度数高しできつかった)に近しい感じがある。飲みづらくはなく爽快さがあって、京都醸造らしくバランスと品質が高い感じなので全然違うけど(IBU高い感じの類似性だけ)。